『夏至(げし)』『秋津洲(あきつしま)』/美しい日本語、言の葉の風、言葉。

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六月二十一日頃は、二十四節気でいう、『夏至』の頃です。
「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也」と、暦便覧にはあります。
(暦便覧~といつもさらっと書いているだけなので、少し解説を。
これは太玄斎(たいげんさい)という方によって書かれた、暦の解説書です。発行は江戸時代の1787年)

梅雨の真っただ中といった感じで、日本の各地で雨が続き、大地が潤う頃でもあります。
北半球では昼が長く、夜が短く…となります。
どうして夏至は昼が長くなるかというと、太陽が一年でもっとも高いところを通るから。

そして姿を見せ始める生き物を、
今ではあまり耳にしなくなった日本語と共にご紹介させていただきますね。

『秋津洲(あきつしま)』

この日本は、かつて、秋津洲という呼称がありました。
秋津というのは、トンボの意味で、
多様なトンボが生息しており、
あまりに身近な存在だったのだそうです。

世界でも有数の数多のトンボが生息している国として知られ、
なんとその約200種が暮らしているといわれています。
(ちなみに、世界にいるトンボの数は約5000種)
昔ある天皇様を刺したアブを食べたトンボは、
その功績からか天皇様をはじめ多くの人々に好まれ、
縁起が良い虫として受け入れられていきました。

戦国武将である前田利家が、トンボの飾りを兜につけて、
縁起を担いだのは有名な話ですね。
外国では、トンボは不吉な虫と嫌がられる存在だそう。
理由を調べようとしたのですが、わからずじまい。なんででしょうね?

日本語のあれこれからは、微妙にずれていくんですが(笑)
ちょっと気になったので調べてみました。
虫を捕まえたり飼育したり可愛がったり(まぁ虫嫌いな人も大勢いますが・笑)…
という文化を持つのは、日本人とギリシャ人だけという記述まで見つけてしまいました。ええー!
これ本当なんでしょうか?だとしたら衝撃なんですが。
日本は自分たちの愛する国を秋津洲と名付けてしまうほど、
蜻蛉に親しんできたわけで。虫の中でも好感度が高い、それがトンボ。
好きでなければ、自分の住む大切な国の別名を、秋津洲なんてはしないと思うんですよね…。

日本人ワカラナーイ!って海外の人に引かれているんですね、きっと(笑)
ファーブル先生がお生まれになったフランスは、虫などへの関心はとても低く、
彼の偉業は評価されるのが80過ぎ…と非常に高齢になってから、
奇人変人扱いされていた、という記述に、何だか納得。異端も異端だったでしょうね。
小さく弱い生き物を愛するなんて、きっと優しい人に違いないと私は思ったりもするんですが。

さて、ちょっとずれてしまいましたが、『秋津洲』と呼ばれた日本は、まだまだたくさんのトンボを見つけることができますよ。
童心にかえって昆虫採集をしてみる、なども、ちょっと楽しいかもしれませんね?

 

 

 

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深空月 彩(みそらづき さい)

このBLOG、言の葉の風と、恋愛名言・言の葉和BOTの管理人をしています、深空月(みそらづき)と申します🌺

ライター経験が10年ほど、そのお仕事を通して、日本語の奥深さを再確認。

心を打つ綺麗な言葉たちが少しずつ忘れられていくことが惜しくて、またもっと多くの言葉を私自身も知りたくて、様々な言の葉と、心惹かれるフリー写真をご紹介するこのBLOGを、再稼働させることとなりました。

堅苦しいことはない場所なので(*^-^*)、どうぞごゆるりとおくつろぎください。ご紹介する言の葉たちが、貴方の特別なものとなりますよう、願っております✨

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